夏目漱石の『坊ちゃん』では、主人公が道後温泉でこのような半地下の温泉に入ったというエピソードもあります。今でも岩下温泉には湯権現様が祀られ、走湯神社とともに地域の人たちに守られています。
岩下温泉のはじまりは、旧館から。 もともと地域の人たちの共同浴場として病を治す温泉として親しまれていました。 明治8年、先代の宮本近吉が温泉の権利を譲り受け、温泉旅館としたのです。
半地下になっている源泉は、明治・大正期の温泉宿で見られた懐かしい温泉の形です。
泉温28℃と低めの源泉は、加温して利用する湯舟と、源泉そのままの湯舟の2つをご用意しています。どちらも加水はなく、源泉掛け流し。
泉源が建物内ということもあり、新鮮な湯を堪能していただけるのです。
脱衣所には、2つの源泉の入り方を〝温泉ねこ〟がご案内。
当時の風情を感じながら、ゆっくりと疲れを癒してください。
脱衣所では、2つの温泉の入り方を温泉ねこがご案内。
長い時を経て受け継がれてきた湯屋の雰囲気を感じながら、
旅館のお風呂とはまた違った気分でおくつろぎください。
・月曜休館 ※月曜が祝日の場合は、火曜が休館日となります
・営業時間
5月~11月 平日15:00~20:00/土・日・祝日9:30~20:00
6月~10月 全日9:30~20:00
・ご入浴料金/大人500円、小人400円
・源泉(霊泉)は28℃で、そのままの湯と加熱した湯があります
・ご宿泊のお客様に限り20:00以降に貸切でご入浴できます
(チェックイン時に要予約)